平塚駅西口に位置する創作料理レストラン「Lumiere」。
宴会やコースのご予約を承っておりますが、決まったメニューはありません。
お客様の要望とご予算に応じて、臨機応変に対応させていただきますので、ご遠慮なくお申し付けください。
また、8名以上で貸切営業も可能です。
そんなLumiereから、創作料理トリビアをひとつ。
カニ缶にはどうして紙が入っているのか
カニ肉のたんぱく質の中には硫黄成分が多く含まれるので、缶の鉄分と結合して硫化鉄ができるため、カニ肉に黒い斑点ができてしまい見た目が悪くなってしまいます。
また、「ストラバイト現象」といってカニ缶や鮭の缶詰にガラス片のようなものができることがあります。
身の成分と缶の鉄や錫が化学反応を起こしてガラス片の様な物質を作り出してしまいます。
この様な化学反応で変色したり味を悪くすることがあるので、これを防ぐために紙に包んであるのです。
紙は硫酸紙という加工紙で、原紙を濃硫酸に通して表面の繊維を変化させたもので、薄くて耐水、耐油性があります。
現在では缶の表面から鉄が出ないようになっていて紙は不要とされていますが、カニ缶の長年のイメージと高級感があるのでそのまま紙を入れています。